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2011年11月 3日:リハビリの手引き〜骨折や脳卒中などのリハビリを自宅、病院でする方へ〜

脱臼とは

ここでご説明することはあくまでも参考の情報としてご活用いただき、リハビリテーションをされる前には、必ず担当の医師に相談し、指示にしたがってください。

■ 脱臼とは?

脱臼と聞けば、関節が外れただけなので、引っ張れば治るだろう、という誤解をもった人がまだ多くいるようです。

脱臼は一時的な状態を指すものではなく、たいへん重大な怪我なのです。

関節を構成する重なり合った2つの骨の先端は、一方は受け皿のように窪んでいて、もう一方はボールようのに丸くなっていて普段はしっかりと組み合わさっていますが、脱臼になるとその二つが外れてしまいます。

ただ単に外れだけでなく、それに伴って、2つの骨の周りにある関節包や靭帯などの筋が伸びたり、最悪の場合切れてしまうこともあるため、大きな痛みが生じることもあります。

もし脱臼してしまった場合は、8時間以内に治療が必要となるため、決して医師以外の人が安易にその場で対応することはないようにし、まずは患部を固定して動かないようにした後に、整形外科などに行って専門の医師に診てもらうようにしましょう。

■ 脱臼の原因は?

脱臼は、直接的に関節に物理的な衝撃が加わることが原因で起こる外傷性脱臼と、周りで関節を支えている関節包や靭帯などが病気になり、弱まっている際に少しの力が加わることが原因で起こる病的脱臼の2つがあります。

関節に強い力が加わった場合、子供や高齢者の方の場合、脱臼する前に骨折してしまうため、外傷性脱臼は、主に成人の方に起こりやすいと言われています。

また、病的脱臼は、その原因によって3つに分けられます。

1つ目の麻痺脱臼は、脳性麻痺などの麻痺の症状がある方で、関節を支える関節網や靭帯などの筋も麻痺して緩んでしまうことで関節が外れて発生する脱臼です。

2つ目の拡張性脱臼は、細菌などにより関節周辺の組織が炎症を起こした結果、関節包内がパンパンになるくらいのたくさんの血液や組織液などの液体がたまってしまい、関節包が緩むことで発生する脱臼です。

3つ目の破壊性脱臼は、関節を構成する骨や軟骨が病気により変形してしまい、関節が外れやすい状態になってしまうことで発生する脱臼です。

■ 脱臼の主な症状は?

一般的に脱臼と骨折の症状は似ているため、その違いは専門の医師に診察してもらわなければ分からない場合があります。

よくある危険なケースとして、本当は骨折しているのに、専門の医師ではない周りの人が脱臼だと勝手に思い込んで、患者さんの患部を引っ張ってしまい、骨折の部分をさらに損傷させてしまうこともあります。

骨折でも脱臼でも共通している症状としては、関節の痛みや腫れなどがあります。

脱臼特有の顕著な症状として現れるのが関節の変形で、重度な脱臼の際にみられます。

また、関節が完全には外れていない軽度な脱臼でも見られる特有の症状としては、動かない関節に少し力を加えて曲げると、ゴムのような弾性の力で元の状態に自然に引っ張られる弾発性固定という症状もあります。

用語の説明

上記の説明で使った専門的な用語を簡単に説明します。

関節包
関節全体を覆っている膜。
靭帯
関節を構成する骨と骨を繋く結合組織。