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2012年12月30日:ヘルニアのリハビリ方法
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2011年12月12日:ヘルニアのリハビリの場合

ヘルニアのリハビリ方法

ここでご説明することはあくまでも参考の情報としてご活用いただき、リハビリテーションをされる前には、必ず担当の医師に相談し、指示にしたがってください。

■ 手術直後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ方法とは?

腰椎の椎間板ヘルニアの手術直後に、最も注意すべきことが1つあります。

それは、決して前後に腰を動かす動作をしないということです。

これを忘れて、術後にすぐにリハビリの運動をしようとして、前後に腰を動かしてしまうと、また腰を痛めてしまう可能性があります。

したがって、術後に最初に始める腰の運動としては、左右に動かすことから始まります。

術後すぐにできることは、ベッドの上で左右にゴロンと転がる寝返りだけです。

その際に、留意することがあります。

通常の寝返りは、最初に上半身を動かして、その後、下半身もつられて遅れて回転して、その結果、転がります。

しかしながら、ヘルニアの術後のリハビリの寝返りでは、腰をひねることのないようにして、上半身と下半身を同時に転がすようにしなければなりません。

なぜここまで細心の注意を払わなければいけないかというと、腰椎の椎間板ヘルニアというのは、最悪の場合には脊髄神経を圧迫して下半身不随などの重篤な症状となってしまうケースがあるからなのです。

ですから、特にヘルニアの手術直後にリハビリを開始する際には、必ず医師の指示に従って十二分に注意して行ってください。

■ 入院中の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ方法とは?

ここでは入院中に行える腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ方法を3つ説明します。

【リハビリ方法〜その@〜】

最初のリハビリ方法は腹式呼吸です。

腹式呼吸によって、腹腔内圧を鍛えることで、腰まわりを支えて安定させることができます。

まず、両足を肩幅くらい離して床の上にまっすぐに立ちます。

次に、鼻から空気をゆっくり吸い込みつつ、お腹を大きく膨らませていきましょう。

そして、めいいっぱいお腹を膨らませたら、最後に、口からゆっくりとお腹に吸い込んだ空気を吐き出しながら、お腹を今度はめいいっぱい凹ませていきます。

この一連の動作を20セットを、毎日、朝昼晩行います。

【リハビリ方法〜そのA〜】

次はインナーマッスルを鍛えるリハビリです。

ベッドの上に仰向けにまっすぐ横たわります。

そして、両膝の間に枕を挟みます。

その状態から、足を揃えたまま力を込めて、膝の間の枕を押しつぶすように、膝と膝を近づけていきます。

この一連の動作を10セットを、毎日、朝昼行います。

【リハビリ方法〜そのB〜】

次もインナーマッスルを鍛えるリハビリです。

同様にベッドの上に仰向けにまっすぐに横たわります。

そして、両膝をタオルなどのヒモ状のもので結んで固定します。

もし用意できれば、ゴムチューブなどの弾力性のあるもののほうが望ましいです。

その状態で、膝と膝を離していくように、ゆっくり左右に力を込めて、膝の間を広げていきます。

この一連の動作を10セットを、毎日、昼晩行います。

■ 退院後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリ方法とは?

退院後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリの主な目的は、腰まわりの筋力の強化となります。

まずは、体への負荷の小さいプールなど、水の中での運動から始めていきましょう。

例えば、プールの中で腰を左右に振りながら、大股でゆっくり歩く歩行訓練などがあります。

さらに、痛みが完全にとれてきたら、腹筋や背筋などの筋力トレーニングも取り入れていきましょう。

腰まわりの筋力の強化という意味では、スクワットも効果的です。

また、筋力トレーニングとともに、入院中に凝り固まった腰まわりの筋肉をほぐすストレッチをあわせてすると良いでしょう。

例えば、仰向けになった状態で、膝を上げて体に寄せていき、最終的に両手で抱え込むといったストレッチで、背中の筋肉をほぐすことができます。

他にも、床の上に立って、両手を広げて、左右に腰をひねるといったストレッチ運動などもいいでしょう。

このように、退院後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリでは、あまり動かせなかった腰の筋力の強化と、同時にその筋肉をほぐすストレッチが中心となります。

用語の説明

上記の説明で使った専門的な用語を簡単に説明します。

脊髄神経
脊髄から出ている内臓や体中の筋肉や関節などにつながっている神経。